良いハミガキを使っているんだけど、
何故かよくむし歯や歯周病が進行してしまう
こんな経験をしたことがある人はいませんか?
目的に合ったハミガキを使用していれば、
より多くの歯を健康に保つことが出来ます。
ですが、せっかくの良いハミガキを選んでも
その使い方を間違ってしまうと
歯を守る効果が激減してしまうことがあるのです。
今回の記事では、歯を磨くときにハミガキの
効果を落としてしまう可能性がある行動を5つ選びました。
当てはまることがないか、是非チェックしてみてください。
ハミガキを使用する際にやってはいけないこと5選
ハミガキを使用する際にやってはいけないことは
以下のようなことがあります。
過剰な力で歯磨きすること:
歯磨きの際に強く力を入れて歯を磨くと、
歯の表面を傷つける恐れがあります。
歯を磨くのに適度な力は200g程度と言われています。
歯は適度な力で優しく磨くようにしましょう。
過度な頻度で歯磨きすること:
歯を清潔に保つためには適切な頻度で
歯磨きを行うことが重要ですが、
過度な頻度で歯磨きをすると歯の表面を
摩耗させる可能性があります。
一般的には1日2~3回の歯磨きが推奨されています。
歯磨きの直後に何度も口をゆすぐこと:
歯磨き後のうがいは一般的だと思われていますが、
歯を磨いた直後に何度も口をゆすぐと
ハミガキの効果を薄めてしまう可能性があります。
一般的には歯磨き後に数十分程度の間を置いてから
うがいを行うか、
歯磨き後のうがいを15ml以内の水で行う
ことが効果的と言われています。
歯ブラシの使い過ぎ:
歯ブラシは定期的に交換する必要があり、
使い過ぎた歯ブラシの毛先が変形して
効果的な歯磨きができなくなります。
歯ブラシは定期的に新しいものに交換しましょう。
歯磨き粉の誤飲:
歯磨き粉は口腔内で使用するためのものであり、
誤って大量の歯磨き粉を飲み込まないように注意しましょう。
ここでいう『大量』とは、
成人の場合ハミガキのチューブ(90g)を
2本丸ごと飲み込むレベルなので
そうそうできることではないでしょう。
ですが、小さな子どもが家族のハミガキを
誤飲してしまうというニュースは
2022年にも発生しています。
(日本小児科学会雑誌 2022; 126: 1098-1100)
小さな子供にハミガキを使用する時は
必ず保護者のいるところで行うようにしましょう。